2024-01-01から1年間の記事一覧

チ。地球の運動について 魚豊 8巻

シュミットさんは開始早々死んでしまった。まあフラグは立ってたし、やむをえまい。しかし、自然論的な考え、神が自分の運命もすべて決めている的な考えから、最後は自分の意志で、犠牲になった。それゆえ「信仰が揺らいでいる」といったのだろう。 久々にア…

チ。地球の運動について 魚豊 7巻

ダミアン神父、4巻あたりに登場した新人異端審問官の一人?名前を探したけど出てこなかったけど、そうかな。と思ったけど、最初1巻のあたりでノヴァクさんと一緒に仕事をしていた人か。 そして、ヨレンタさんだけでなく、ノヴァクさんも生きていた。アント…

チ。地球の運動について 魚豊 6巻

5巻から25年を経た。 世界としては、C教正統派の権威がだいぶ落ちてきて、異端派解放戦線があちこちでテロ活動のようなことをしているよう。 4巻の最後に一番タチの悪かったアントニ神父がまた登場。5巻では助任司祭だったが、ノヴァクを追放して位は上が…

チ。地球の運動について 魚豊 5巻

5巻でまず驚いたのは、まずパデーニさんが逃げ切れなかったこと。 オクジー君は残念ながら死んでしまうかもしれないが、それでもパデーニさんは何とか逃げ切り、ヨレンタさんかもしくは他のバディをみつけて研究を発表する流れかと思っていた。しかし全く違…

チ。地球の運動について 魚豊 4巻

地動説を完成させたときの「不思議ですね、それを知っているのも私たちだけというのは」という、オクジー君やヨレンタさんの言葉。そんなこともうこの時代にはないだろうと思っていたが、どっかの研究者が、研究していて面白いのは、研究が完成すると直前に…

チ。地球の運動について 魚豊 3巻

新たな登場人物、女性の研究者ヨレンタが登場。 1章の時とはやはり世界観が変わっていて、天動説が地球が一番、地球が世の中の中心だ、ではなく、この世の中は底辺、だから醜くひどいことばかりが起きる、といった考え方に変わっている。 主人公たちは、そ…

チ。地球の運動について 魚豊 2巻

1巻の最後に登場したのは、1巻の主人公と思われた少年と全く無関係の男であった。 代闘士という、決闘を申し込まれた貴族の代わりに戦うことを生業とする男性が主人公のようである。ここからが第2章の始まり。第2章って見開きで書くところもかっこいい。…

チ。地球の運動について 魚豊 1巻

以前から、気になっていた。 マンガ沼でも紹介されていたように思う。 いつの間にか完結して、最終巻も出てたのでまとめ買いしてみた(2022年にはもう出版されてたよう、「ついに完結」と書かれた帯がついてたので最近出たばっかりなのかと思った)。 天動説…

JUKE BOX  短編集 設楽清人

申し訳ないが、全然知らない作者だったけど、短編集だし、表紙の絵がきれいだったので買ってみた。 収録作は 『ニコニコシーサー』 『杏とロイド』 『ドス♡コイ』 『メガノッコ』 『タケトリオ』 それぞれタイトルが絶妙にださい感じではあるが、それぞれ全…

イキガミ 再臨 1巻  間瀬元朗

昔読んだイキガミ それの続編が出てた。 映画にもなったまあまあ有名な作品だが、あらすじ的には、、 物語舞台は日本に似た架空の国。国家繁栄維持法という法律があり、国民は基本的にすべて小学校入学時に、国繁予防接種が義務付けられている。その注射の中…